『見た目』に惑わされない選択と、 価値のある時間の使い方

私は会社員時代に何度も転職をしているのですが、
2回目の転職活動の時に相談したキャリアコンサルタントさんから、

『キャリア形成に一貫性がないから難しい』『このキャリアはマイナスに働く』
そんなことを言われたのをすごく覚えています。

職種も業種も、これまでの3つの仕事でバラバラに見えたから。

 

１回目の転職は、職種は違って見えてもやっていることはそれほど前職とかわりがなかったものの、
２回目の転職は特に、給料もガッツリ落とし、
仕事内容も、それまでのキャリアと比べると難しくない仕事だったため、
その方の言うこともわかるといえばわかるのですが、
そのような転職をしたことには理由がありました。

 

私は仕事や、誰かに喜んでもらうことが大好きなので、つい、仕事に熱中してしまい、猛烈に働いてしまいがち。
それで、それをみかねた夫に、もうそんなに働きまくるのをやめて、残業のない、『簡単な仕事』をして欲しい、
と言われたからでした。

 

当時新婚だったので、まぁ夫にそう言われるなら…とそのような仕事に就いたわけですが、
いざその仕事を始めてみると、
たしかに残業はないのですが、ただ単調に業務をこなすのは全然面白くありませんでした。

また、業務に様々な疑問が湧き、少しずつ改善していく中で、
自分が、業務改善や、何か課題を見つけて、かえていくことが大好きだと気づきました。

この会社でそれをやるのには限界があるから、もっと極めたいな、と思い、コンサルの道に進むことを決めました。

 

一見、一貫性のないキャリアだし、キャリアダウンもしているけど、その時々の転職には理由があったし、

その中でやってきたことやそこで得たことにはたくさんある！
だから、書類こそマイナスに受け取られることがあっても、面接まで進めれば、あとは説明できるからなんとか紹介して欲しい、

とお願いしました笑

 

実際、ザ・日本企業！という感じの、
長く勤め上げる方の多い会社では書類で落ちましたが、
グローバル企業では興味を持っていただけて面接に進み、トントン拍子に内定をいただけました。

 

このエピソードで伝えたいことは、2つ。

 

①見た目で判断しないこと
当たり前のことかもしれませんが、
見た目よりも、見えていることの背景を知ることで得られることってたくさんあります。
無意識に持っているあなたの価値観を疑ってみることは大切です！

 

②その環境に意味を見出すこと
せっかく同じ時間を過ごすなら、より価値のある時間を過ごしたくないですか？やりたかったことと違うな〜と思うことがあっても、まずは目の前のことに前向きに取り組んでみたら、予想外に得られることはたくさんありますよ！

当たり前だけど結構できていないものです。
ぜひ意識してみてください。