東京都狛江市で、子どもが社長になってビジネスにチャレンジするプロジェクトの活動報告です。

10月より実施していた子どもビジネスチャレンジ＠狛江、11/17（日）の狛江市民まつりをもって無事終了いたしました！

 

おまつり出店に向けて、

狛江市内の1年生から4年生までの子どもたち8人が、

商品の検討からターゲット選定、価格検討、商品作り、広報、販売等、一通り全てを自分たちの手で進めてきました。

 

おおまかに、

1日目：商品を決める

2日目：値段を決める

3日目：商品を作る

4日目：宣伝する

5日目：販売する

という流れで実施してきたのですが、

初日は、「お客様視点」で考えることが難しく、

「今自分がやりたいこと、欲しいもの＝お店で出したい商品」だったり、

1兆円売りたい！10万人に売りたい！など、など、あまり現実感のない感覚だったりしました。

 

しかし、回を重ねるごとに、子どもたちから

「この値段だと、お客様は『高い』と思うんじゃないか」

「この作業なら5分くらいでできるから、もっとたくさんお客様が来てくれるんじゃないか」

など、具体的にお客様のことをイメージしながら進められるようになってきました。

 

4日目、5日目には、自分たちの商品の良さを自分たちの言葉でお客様に語れるようになったり、

おまつり本番で自分たちのブースから離れて宣伝しに回ったときには、ただ一方的にPRするだけでなく、

「お客様が、私の看板を見て、やりたい！って言ってくれた！来てくれるかも！！」

「味つきのラムネいいねって言ってくれたよ！！」

と、お客様の反応を見られるようになったり、

「この商品、あまり売れていないから、『人気！』とプレートを貼ってみよう！」と提案したり、と、

子どもたちはたった5日間で、本当に驚きの成長を見せてくれました。

 

スノードーム作りに参加してくれたお子さんの親御さんからは、

「スノードームとってもかわいくて早速飾っています。

一緒に作ってくれたお姉ちゃんがとてもしっかりしていて優しくてビックリしました。

素敵な機会をありがとうございました❤️」

というメッセージもいただきました。

 

最終的に、ラムネはあっという間に50本完売し、

スノードームも55人の方に楽しんでいただくことができ、

子どもたちのおかげで、初めてのチャレンジながら、100名を超えるお客様に笑顔を届けることができました。

全て完売という目標は達成できませんでしたが、10万円を超える売上を得ることができたことは、すごいことだったと思います。

 

子どもビジネスチャレンジは、

・正解のない問題に対して答えを出す力

・失敗を糧として再挑戦する強さ

・自分自身の力でやり遂げた自信

・ビジネスを通じて人を幸せにする喜び

・経済や社会への実感を伴った理解

・コミュニケーションや仲間の大切さ

などを学び、子どもたちの「生き抜く力」を養うことを目指すプログラムですが、

子どもたちは、見事にそれらをやり遂げてくれました。

 

今後も、弊社は、子どもたちの生きる力を楽しく身につける様々なコンテンツを提供していきたいと考えております。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に、

共催として多大なるご尽力を賜りました、まなびや（狛江市で放課後の居場所とまなびの場づくりをしていらっしゃいます）の宮田葉月さん、

参加児童の宣伝活動（校内でのチラシ配り）にご協力いただきました、狛江市立和泉小学校の鷲見校長先生、

本プロジェクトに共感いただき、参加児童へ冊子の提供を賜りました、The Mommymateの川田麻実さん、

本プロジェクトの企画支援、写真・動画撮影、子どもたちの盛り上げ隊長としてご協力賜りました紙田理和さん、

本プロジェクトの運営をサポートしてくださいました、教育×お金の専門家の笹尾祐太郎さん、オルタナティブスクール立上げも経験した教育専門家の岩崎ちはるさん、

その他、書ききれませんが、今回、本プロジェクトを実施するにあたり力を貸してくださった全ての方に心より感謝申し上げます。

 

子どもビジネスチャレンジ概要